三田 大生(みた たいき) 現在?【二子山部屋】
はじめに
大相撲界に新しい風を吹き込む若手力士として注目されている三田大生関。栃木県大田原市出身の彼は、幼少期から相撲に親しみ、学生時代には世界レベルの実績を残してきました。2024年9月場所で初土俵を踏んでから、わずか4場所目の2025年5月場所で十両に昇進するという快進撃を見せ、今後の活躍が期待される力士です!
本記事では、三田大生関の生い立ちから現在の活動までを詳しく紹介します!!
三田大生のプロフィール
相撲歴と実績
三田大生関は5歳の時に、父親が指導する「おおたわら修志館」で相撲を始めました。幼少期から才能を発揮し、小学生時代には関東大会で優勝するなどの実績を残しています。
若草中学校に進学後も順調に力をつけ、3年次には全国中学校相撲選手権大会(全中)の団体戦で16強に入りました。栃木県立黒羽高等学校では一段とその実力を開花させ、1年次に全国高校選抜個人80キロ級で優勝。2年次には世界ジュニア選手権の軽量級(80キロ未満)で3位に入賞。3年次には全国高校総体で8強に進出し、世界ジュニア選手権の中量級(100キロ未満)では見事優勝を果たしました。
高校卒業後は近畿大学に進学し、相撲の名門である同大学相撲部で更なる研鑽を積みました。大学4年次には国体でベスト8に入り、全国学生相撲選手権では主将として団体優勝に貢献。西日本学生相撲選手権では個人戦でも優勝を飾るなど、アマチュア相撲界でトップレベルの実績を残しています。
学校生活は?
小中学校時代
三田大生関は大田原市立市野沢小学校に通っていました。5歳から父親が指導する「おおたわら修志館」で相撲を始め、小学生時代には関東大会で優勝するなど、早くから頭角を現していました。
中学校は大田原市立若草中学校に進学。ここでも相撲を続け、3年生の時には全国中学校相撲選手権大会(全中)の団体戦で16強入りを果たしています。この時期から、父親である三田尚紀さんの熱心な指導のもと、基礎を着実に固めていきました。
高校・大学時代
高校は栃木県立黒羽高等学校に進学しました。黒羽高校での三田関は飛躍的に力をつけ、1年次に全国高校選抜個人80キロ級で優勝。2年次には世界ジュニア選手権の軽量級(80キロ未満)で3位に入賞するという国際的な成功も収めています。3年時には体重を増やして中量級(100キロ未満)に出場し、世界ジュニア選手権で見事優勝。高校時代から世界レベルの実力を持っていたことが窺えます。
大学は相撲の名門として知られる近畿大学に進学しました。近畿大学相撲部は朝乃山、朝青龍、貴乃花など多くの有名力士を輩出しており、三田関もここで大きく成長しました。大学3年次の2023年6月には第96回西日本学生相撲選手権大会の個人戦で優勝。4年次の2023年11月には、主将として全国学生選手権の団体優勝に貢献しました。
大学時代に三田関は左膝を大きく負傷したことがあり、一度は相撲を諦めかけたこともありました。しかし、二子山親方からの支えもあり、近畿大学相撲部の寮でリハビリに専念。見事に復帰を果たし、大学卒業後の2024年に二子山部屋への入門を果たしました。
父親の活動
おおたわら修志館での指導
三田大生関の父親である三田尚紀さんは、栃木県大田原市で「おおたわら修志館」を設立し、地域の相撲普及活動に尽力してきました。修志館では多くの子どもたちに相撲の基礎を教え、三田大生関もここで5歳から相撲を始めています。
尚紀さん自身も相撲経験者で、高校時代にはインターハイでベスト8に入る実力の持ち主でした。その経験を活かし、子どもたちに相撲の技術だけでなく、礼節や精神面の指導も行ってきました。
地域相撲への貢献
三田尚紀さんは大田原市で若草中学校の相撲部顧問も務めており、多くの若い力士の育成に貢献してきました。その熱心な指導の結果、三田大生関だけでなく、小滝山健人関や相馬伸哉関、恵雅悠斗関など、同じ栃木県大田原市出身で二子山部屋に所属する力士を複数輩出しています。
また、尚紀さんと元大関・雅山(現二子山親方)は学生時代からの知り合いであり、その縁もあって三田大生関は中学時代から二子山親方に注目されていました。尚紀さんの地域での相撲普及活動と人脈が、息子の相撲人生に大きく影響していることがわかります。
息子への支援
三田尚紀さんは息子の相撲人生を一貫して支援してきました。特に三田大生関が大学時代に左膝を大きく負傷した際には、精神的な支えとなりました。「あせる必要はない」という二子山親方の言葉もあり、じっくりとリハビリに取り組むことができたのも、家族のサポートがあったからこそと言えるでしょう。
尚紀さんの指導方針は「基礎を大切にする」というもので、これが三田大生関の堅実な相撲スタイルの基盤になっています。父親の影響は三田関の人格形成にも大きく寄与しており、謙虚な姿勢で相撲に取り組む姿勢につながっています。
結婚はしてるの?
プライベート情報
現時点(2025年5月)で、三田大生関の結婚に関する公式発表はありません。23歳という若さと、大相撲入門からまだ間もないことを考えると、現在は相撲に集中している時期と思われます。
力士として大相撲の世界で実績を積み上げ、地位を確立することが現在の最優先事項であり、結婚については今後のキャリアが安定してからの課題になるでしょう。
現在の活動は?
相撲成績と最新情報
三田大生関は2024年9月場所に幕下最下位(60枚目)格付出しで初土俵を踏み、その後順調に番付を上げてきました。2025年5月場所(夏場所)には、念願の関取(十両以上の力士)となり、東十両14枚目として初めての本場所を迎えました。
2025年5月場所では、初めての十両ながら12日目までに8勝4敗と勝ち越しを決める好成績を収めましたが、12日目の風賢央戦で左手を負傷。13日目の5月23日に日本相撲協会に「左第4中手骨骨折で5月場所は休場となる」との診断書を提出し、初めての休場となりました。既に勝ち越しを決めていたため、次場所の番付は維持または上昇する見込みです。
三田関の得意技は「押し」で、172cmとやや小柄ながらもスピードを活かした俊敏な相撲が持ち味です。今後の成長と活躍が大いに期待されています。
SNSでの活動
三田大生関本人の公式SNSアカウントは現時点で確認されていません。多くの若手力士と同様に、個人としてのSNS発信は控えている様子です。
ただし、所属する二子山部屋は公式Instagram(@futagoyama_sumo)を運営しており、ここで三田関の様子を時折見ることができます。また、二子山部屋関西後援会のXアカウント(@futagoyama_k)でも、三田関の昇進を祝うツイートなどが投稿されています。
チーム二子山部屋
— いちご (@keee1051) May 13, 2025
三田関のオーラがハンパない
幕内力士にしか見えない#二子山部屋 pic.twitter.com/edL1A3Qfrp
まとめ
三田大生関は、5歳で父親が指導する「おおたわら修志館」で相撲を始め、中学・高校・大学と一貫して相撲に打ち込み、アマチュア時代には世界ジュニア選手権で優勝するなどの輝かしい実績を残してきました!
大学卒業後は二子山部屋に入門し、2024年9月場所で初土俵を踏んでから、わずか4場所という速さで十両に昇進。2025年5月場所では初めての十両ながら勝ち越しを決める活躍を見せました。現在は左手の骨折で休場中ですが、復帰後の更なる活躍が期待されています!!
23歳という若さで関取となった三田関は、小柄ながらもスピードを活かした相撲が持ち味で、今後の成長とともに幕内昇進も十分に視野に入ってきています。栃木県大田原市出身の期待の星として、今後も注目していきたい力士の一人です!!!
【引用サイト】
(※本記事の内容は2025年5月時点の情報をもとに作成しています。最新の情報は公式サイトやSNS等でご確認ください。)